人気ブログランキング | 話題のタグを見る

新湘南電鐵 横濱工廠3

sinshonan3.exblog.jp
ブログトップ
2020年 02月 09日

IMONカプラー着荷

IMONカプラー着荷_b0374186_10054418.jpg
昨日、東京方面に出かける用事があったので、ついでにIMONに寄ってこれを購入してきました。
IMONカプラーです。
いま旧客編成にはKadeeカプラーを使っているのですが、畳部屋でのお座敷運転のため線路がかなり悪路で走行中自然解放が多いのです。
何か良いカプラーはないかと探していたのですが、このIMONカプラーはKadeeカプラーとも連結可能とのことなので試しに買ってみました。
シャンクの長さが分からないので、各長さを1両分ずつ。
IMONカプラー着荷_b0374186_10054464.jpg
こんなパーツで構成されています。
ナックル部分はダイカスト製で、保持するカプラーポケットはプラ製です。
IMONカプラー着荷_b0374186_10054569.jpg
プラ部品が滑りやすくてなかなか組み立てが難しいのですが、まず上側のポケットを裏返しにしてナックルを重ねてはめ込みます。
IMONカプラー着荷_b0374186_10054539.jpg
ここに下側のポケット部品をはめ込んで完成。
文章にすると何でもなさそうなんですけどね。
最後の方は慣れてきたので比較的短時間で組めるようになりました。
IMONカプラー着荷_b0374186_10054552.jpg
こちらが上側です。
わずかですが伸縮機構があるようです。
IMONカプラー着荷_b0374186_10054522.jpg
種類は取り付けネジM1.4のグループ(HO100番台)とM2のグループ(HO200番台)、蒸機フロント用のHO301、蒸機リア(テンダ側)用のHO401があります。
自連の他に密自連や密連もあります。
画像はシャンクが一番短いHO201と、それより1mm長いHO203です。
IMONカプラー着荷_b0374186_10054596.jpg
HO206はナックルの位置が上にずれているタイプで、Kadeeで言うアンダーセット。
HO203より1mm長いHO205は品切れでした。
一番多く使われるタイプのようです。
HO207は更に長いタイプ。
IMONカプラー着荷_b0374186_10054555.jpg
HO209はシャンクが一番長いタイプです。
HO401は蒸機のテンダー側に取り付けるもので、伸縮機構はありません。
IMONカプラー着荷_b0374186_10054570.jpg
ポケットに復元バネのモールドがありますので、電機に使えないかと1個購入してみました。
IMONカプラー着荷_b0374186_10054692.jpg
IMONカプラーは1/87なので、通常のKadeeやKATOなど1/80に比べると小振りです。
左からKATOプラ製、IMONカプラー、Kadeeカプラーです。
IMONカプラー着荷_b0374186_10083570.jpg
組み立ててみて感じたのは、電機などでスカートを通してから組むのはかなり困難だということです。
Kadeeはナックルをスカートの穴に通してからポケットを取り付けられますが、このIMONカプラーは難しそうです(不可能ではなさそうですが、不器用なので)。
そこで、具合を見るためにカツミの中型客車に取り付けてみました。
まずはナハニに取り付けます。
使ったのはシャンクが一番長いHO209。
IMONカプラー着荷_b0374186_10083659.jpg
かなり小さく感じますね。
スケール的にはこんなものなのかも知れませんが。
IMONカプラー着荷_b0374186_10083687.jpg
接写でみるとそこまでの違和感はありません。
IMONカプラー着荷_b0374186_10083692.jpg
取り付け高さが少し高いようなので厚さ0.8mmのワッシャを1枚かませました。
IMONカプラー着荷_b0374186_10083695.jpg
ED100のKadeeカプラーとの連結状態です。
IMONカプラーは小振りですが縦に長いので自然解放しにくいと思われます(メーカーHPにもそのように書いてあります)。
IMONカプラー着荷_b0374186_10083757.jpg
Kadeeの方が大きいのですが、おかしくはないです。
Nゲージで言えばシンキョーカプラーとKATOナックルを連結した感じ。
IMONカプラー着荷_b0374186_10083760.jpg
流線型のナハフに取り付けてみましたが、一番長いHO209でもちょっと短いです。
IMONカプラー着荷_b0374186_10083710.jpg
連結自体は問題なくできます。
ナハフは後退角があるので曲線通過にも支障はありませんでした。
IMONカプラー着荷_b0374186_10083705.jpg
中間連結部を両方IMONカプラーにしてみました。
左はナハフの連結面側でHO207、右は上と同じナハニでHO209です。
IMONカプラー着荷_b0374186_10083728.jpg
ベーカーカプラーだとこのくらい開きますので、連結面間は相当改善されます。
IMONカプラー着荷_b0374186_10100528.jpg
R455(18")曲線上です。
伸縮機構のお陰なのか、ぶつからずに通過できました。
IMONカプラー着荷_b0374186_10100596.jpg
どこも当たっておりません。
IMONカプラー着荷_b0374186_10100581.jpg
上から見たR455上の連結面です。
R455のS字も問題なく通過できました。

サイズ的にフルスケールの旧客に使うにはちょっと小さいかな~、という感じですね。
中型客車に取り付けて走行テストをしてみることにします。
HO401蒸機テンダ用カプラーは、うちには取り付けられる機関車がありませんでした(^^)

by nari--masa | 2020-02-09 11:02 | 16番 パーツ | Comments(8)
Commented by トータン at 2020-02-09 11:58 x
小さくていいですね~Nの様なものにリアルサイズを使用すると恐らく上下動で自然開放してしまう可能性がありますがHOならばリアルスケールでも支障ない様な気もしますから・・・・
ケーディーの様な解放機能はないのですか? なんだか最近はどんどんHOの整備が進められてNなんか屁のような存在になってきましたね~人様のこと言えない状態は私もそうですけれど(^^;
Commented by nari--masa at 2020-02-09 12:40
トータンさん こんにちは。
このカプラーには解放機構はありません。
Kadeeは解放機構がある為に却って自然解放しやすいのだとか。
そうなるとKadeeは機関車、および機関車と連結する車両だけで良さそうですね。
このカプラー、小振りですが上下方向はKadeeより大きくして自然解放し難くしてあるそうです。
でも、本格採用はまだ決めておりません。

Nゲージ、本当に欲しい車両が出ないのです。
最近のマイクロエースやグリーンマックスは印刷によるバリ展ばっかりで高くなる一方ですし。
1両4Kって、HOの中古客車が買えます。
ED71の一次型、エメラルドグリーンの103系非冷房、東武8000系非冷房・旧塗装、旧型電機が出たらNも買いますよ。
Commented by ひょうたん2号 at 2020-02-10 09:15 x
nari--masaさま、興味ある記事をありがとうございます。当方もカツミの中型客車を所有しております。現在別のカプラーを使用(S字でないTrixのR360を通過可能)していますがIMONさんのHO-209ならネジ止めできそうですね。後日試してみます。
Commented by nari--masa at 2020-02-10 11:44
ひょうたん2号様
ご訪問&コメントありがとうございます。
お役に立てましたら幸いです。
ご存じの通り、中型客車のカプラー取り付けネジ穴は貫通していませんので、IMONカプラーHO209の取り付けネジはM2×5mm長さが丁度良いようです。
今後とも宜しくお願い致します。
Commented by がおう☆ at 2020-02-10 13:15 x
こんにちはです。

カプラーは見た目も大事ですが、やはり連結がしっかりしていることも、走行派には大事なことです。
最近は形態が優れているものもたくさん出てきましたが、開放機能はやはり連結を維持することからは、不安定さが出るのでしょう。
ケディーの良さはナックル間の余裕感、全車交換して引き出しの感じを再現出来ますが、調整のご苦労は多いでしょうね。
中型客車の車間、すごくいい感じです。
もうフリーとは言えない雰囲気さえも出てます(^-^)

EXCIA指令7778 あら、交流電気でまとめてきました。ED77にED78ですか。赤い交流電気は北陸のED70やEF70以外に身近なものが無かったので、かえって模型では集めたくなります。
Commented by nari--masa at 2020-02-10 16:58
がおう☆さん こんにちは。
Kadeeの引き出し感はいいのですが、HOはボディマウントなので組み立て式線路が縦方向に曲がっていると上下にずれるのです。
それで自然解放が多いようです。
調整はとにかく高さを揃えることなのですが、そうしても解放してしまうことがあります。
中型客車、もう少し弄りましょうか?(^^)
今の状態は両絶車輪で台車は床板と絶縁されていないので電飾できないのですが、これを電飾して車内を作り込むとか(^^)
でもフリーランスはフリーランスのままで楽しみたいという思いもありますし。悩みますね。

おお~、交流電機ですね。
どこかでまともな試作機を出さないでしょうか(^^)
ED70、ED70ね・・・ふふふ(謎)
Commented by ひょうたん2号 at 2020-02-11 15:10 x
nari--masaさまのコメントに興味を持ちましたので、再び書き込みます。

>今の状態は両絶車輪で台車は床板と絶縁されていないので電飾できないのですが、これを電飾して車内を作り込むとか

 当方も自由形2軸客車で試みました。車輪の直上になるよう床板下部に絶縁物を取り付け幅2ミリの金属板を絶縁物と車輪に接触させることで電飾できました。このときに使用した室内灯はTOMIXのものです。(なお思ったほど明るくならなかったのでその後撤去しました。工夫次第で明るくできたかもしれません。)
 このことを踏まえて中型客車の場合、台車をTOMIXのものに交換して一部加工すれば絶縁物を取り付けることなく電飾することは可能です。さらにカツミ製のクロスシートプラ椅子と人形を搭載しています。室内灯はナハニにTOMIXのものをその他の車両には庄龍鉄道のフレックスライトLをそれぞれ取り付けました。(この内容は当方のブログで画像にて紹介する予定です。現在のブログ更新ペースでは約半年後の予定です。)
Commented by nari--masa at 2020-02-11 18:21
ひょうたん2号様
再びコメントありがとうございます。
なるほどTOMIX製のプラ台車に交換されたのですね。
それだと台車が余ってしまうので、当方は現行のダイカスト台車で電飾してみようと考えております。
必要な部品は入手のメドが立ちましたので、いずれご紹介できると思います。
BLOGをお作りになったご様子ですので、TOMIX台車による点灯化はご自身のBLOGでお話を展開して戴きたく存じます。
ときどき訪問させて戴きます。
名前
URL
削除用パスワード


<< 16番旧客9輌編成 走行動画      5V DCDCコンバータ複合回... >>